現場はHEMISをどう評価しているか — 導入企業・オペレーターの声まとめ

HEMIS 3Dマシンガイダンス。VR1000 GNSS受信機・A46アンテナ・チルトセンサー・IronTwoディスプレイの機器構成と、導入企業・オペレーターの現場の声まとめ

本記事は、3DマシンガイダンスシステムVR500/VR1000、GNSS受信機G970ⅡProを導入した北海道内の複数のお客様の声を、匿名でまとめてご紹介するものです。良い評価だけでなく、率直なご要望と株式会社岩崎の対応もそのまま掲載しています。

サービス内容の全体像は「ICT施工の5工程トータルサポート」のページをご覧ください。

※ お客様のご希望により、社名・個人名は匿名で掲載しております。

  • 土木工事
  • 河川工事
  • 区画整理
  • 除雪工事
  • 販売・レンタル対応
  • 丁張待ちゼロ

    丁張をかけずに施工でき、待ち時間なく作業が進む

  • 高精度・滑らかな表示

    精度は±1cm程度、バケットの動きに遅れなく追従

  • 導入しやすい価格

    従来検討していた機種の半額以下で導入した例も

現場の声を、テーマ別にご紹介します

施工スピード・省人化

マシンガイダンス(MG)を導入したお客様から最も多く聞かれるのが、「丁張待ちがなくなった」という声です。設計データが重機のモニターに表示されるため、丁張の設置を待たずに施工を進められます。

道東地域の建設会社様では、MGシステムとGNSS固定局(レンタル)を組み合わせて使用し、「丁張待ちがなく施工が早い」「仕上がりもきれい」と評価いただきました。別のお客様の元請ご担当者からは「丁張をかけずに済む」「バックホウの施工にかける人員を削減できる」との声も。現場の3次元データが入っているため、危険箇所や作業範囲を明示する事前準備の作業が減った、という声もいただいています。

精度・操作性

精度と操作性については、実際に乗っているオペレーターから具体的な評価をいただいています。

精度は±1cmくらい出ていますし、バケットの動きにモニターの表示が滑らかについてくるのがいいですね。設計面に近づくと音で教えてくれるので、掘りすぎる心配が減りました。

道内建設会社 重機オペレーター様

2台目を導入したお客様からは「1台目の現場でモニターを横から見ていたので、何の抵抗もなく最初から乗れた」という声もあり、一度現場で動きを見ればオペレーターの習熟が早いシステムです。他社のマシンコントロール(MC)と併用するお客様からは「MCは動作に制限がかかる場面があるが、MGはスムーズに操作できて良い」という比較評価もいただいています。

IronTwoディスプレイの画面。3Dガイダンス表示、簡易設計データ作成、施工履歴データの3機能
オペレーターが見るガイダンス画面

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価格・導入のしやすさ

HEMISシリーズが選ばれる大きな理由のひとつが価格です。GNSS受信機G970ⅡProを固定局として導入したお客様は「まず何といっても価格が安い。従来検討していた機種の半額以下だった」と話します。スマホアプリで固定局を簡単に設置でき、三脚と基盤を固定しておけば翌日以降は電源を入れるだけ、という手軽さも評価されています。

重機を数年ごとに買い替えるお客様からは、「以前使っていたシステムは重機買い替え時の移設に大きな費用と期間がかかった。HEMISは本体価格も安く、移設も楽と聞いて興味を持った」という声もありました。重機の入れ替えサイクルが早い会社ほど、移設のしやすさはコストに直結します。

VR1000とVR500の機器構成図。補正情報は車載無線機またはテザリング・SIMで受信する
機器構成の例。補正情報の受信方式は現場条件に合わせて選定します

「慣れるまで」も含めた、導入2年のリアルな声

導入すればすぐに効率化できる、という話ばかりではありません。複数現場で活用が進んでいるお客様も、最初の1年は手探りでした。

導入から2年でようやく慣れてきました。最初の年は1件しか使いませんでしたが、去年は数件の現場で活用できています。データ作成やローカライズを覚えるまでが正直大変でしたが、理解してしまえば非常に便利なシステムです。複数台で使えれば効率はさらに上がって、結果的に利益にもつながると考えています。

道内建設会社 役員様

株式会社岩崎では、導入時の講習に加え、簡易マニュアルの提供と電話でのフォローを継続しています。データ作成やローカライズなどの事前準備を当社が請け負うことも可能なので、「最初から全部を自社でやる」必要はありません。

率直なご要望と、岩崎の対応

実際にいただいたご要望・お困りごとと、当社の対応をそのままご紹介します。

  • 固定局のバッテリーが丸一日もたない。午前・午後で交換するのが煩わしい。
    外部電源ケーブルとポータブル電源を組み合わせた運用をご提案し、交換なしで一日稼働できるようになりました。雨対策として電源部をボックスに収納する方法もご案内しています。
  • 突然、精度が不安定になることがあった。
    調査の結果、隣接現場のGNSS測量との無線混信が原因のケースがありました。無線チャンネルの変更手順をご案内し、解消しています。
  • バケットの表示の種類を増やしてほしい。
    製品の改善要望として、メーカーへフィードバックを行っています。
  • データの取り込みや固定局の設置など、基本操作に不安がある。
    導入時講習・簡易マニュアル・電話フォローで対応しています。設計データ作成などの事前準備作業は、当社が請け負うことも可能です。

活用の広がり — 小規模土工から除雪まで

VR500のGNSS受信機一体型アンテナをミニショベルに搭載した構成例
VR500はミニショベルにも搭載できます

ミニショベル・除雪への応用

VR500は受信機一体型アンテナの小型設計のため、ミニショベルにも搭載でき、素掘側溝など小規模土工の現場でも使われています。「設計データのやり取りが簡単でスムーズ」という声をいただいています。

また、除雪作業では、雪に埋もれたマンホールやガードレール、消火栓などの位置をガイダンス画面で確認しながら作業でき、設備の破損防止に活用いただいている事例もあります。GNSS固定局はレンタルにも対応しているため、シーズン単位・現場単位での導入も可能です。

製品について

HEMISシリーズとは

3DマシンガイダンスシステムVR500/VR1000は、お使いの油圧ショベルに後付けできるMGシステムです。設計データと重機の位置をリアルタイムに照合し、モニターと音でオペレーターを誘導します。GNSS受信機G970ⅡProは固定局・移動局として使える受信機で、スマホアプリで簡単に設置できます。

GradeMetrix® 後付け2D・3Dマシンガイダンスシステムは、国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」に登録されています(登録番号:KT-260014-A|NETIS登録情報を見る)。

株式会社岩崎では、販売・レンタルのほか、導入時の講習、設計データ作成の請け負い、現場でのトラブルサポートまで一貫して対応しています。

ICT施工、まずは1現場から試せます

HEMISシリーズはレンタルでのご利用にも対応しています。
「ICT施工に乗り遅れたくないが、何から始めればいいか分からない」という段階でも構いません。

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  • お客様のご希望により、社名・個人名は匿名で掲載しております。
  • 本記事は複数のお客様の声をテーマ別に再構成しています。内容は弊社担当者のヒアリングをもとに構成しています。
  • 導入効果はお客様の環境・条件により異なります。
  • NETIS登録は新技術の活用促進を目的とした情報提供であり、国土交通省が当該技術の性能等を保証するものではありません。
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