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おんどとりTR-5iシリーズ 小型防水温度データロガー TR-52i

小型データロガーTR-52iは、温度を測定・記録するデータロガーです。ロガー本体は防水仕様で-40~80℃の多様な環境下で使用できます。 また、電池駆動のため設置場所を選びません。
記録したデータは、データコレクタTR-57DCiを経由してパソコンに転送でき、グラフ表示・データ解析が可能です。データコレクタを使用すれば、データロガーを回収することなく現場でのデータ収集・閲覧も可能です。
- 《メーカー》
- T&D
- 《型番》
- TR-52i(ロガー)、TR-57DCi(データコレクタ)
- 《活用技術・システム》
特長・機能

15通りの記録間隔と大記録容量
1台につき16000データを測定・記録します。記録間隔は1秒~60分の間で15通りから選択できます。記録間隔60分で666日、約2年間の連続記録が可能です。
防水・小型・堅牢
屋外、寒冷地、冷凍庫、高湿度など過酷な環境下での使用に適しています。コンパクトなため設置場所も選びません。また、省電力設計で電池は最長約4年使用できます。*
警報監視機能
ソフトウェアで設定した上下限値と判定時間を越えた場合警報が発生します。本体の警報LEDが点滅し、液晶にもエラーサインが表示されます。警報はデータを吸い上げるまで継続するため、警報発生を見逃しません。

パソコンへデータ収集
データコレクタ(TR-57DCi)を使って、記録データをパソコンへ収集することができます。データコレクタを使えばパソコンがなくてもその場でデータ収集ができ、簡易グラフ表示、データ保存することができます。

アジャストメント機能
あらかじめ補正値を入力しておくことによって、補正された温度で表示・記録できます。
温度測定範囲
TR-52iは-60℃~150℃までと幅広い範囲の温度測定・記録ができます。
4年間の電池寿命
記録間隔が1分以上で通信回数が月4回の場合、電池寿命は約4年です。*
* 記録間隔が1分以上で通信回数が月4回の場合です。電池寿命は電池の種類・赤外線通信の設定・通信回数・周辺温度等により異なります。本説明は新しい電池を使ったときの標準的な動作であり、電池寿命を保障するものではありません。
データコレクタ 赤外線通信タイプ TR-57DCi

TR-5iシリーズやTR-7Uiシリーズのデータロガーの記録データを収集するデータコレクタです。
設置場所からデータロガー本体を回収することなく、現場にてデータ収集やデータのチェックが行えます。また、記録間隔等の設定や記録開始をすることもできます。
仕様
機種名 | TR-52i | ||||||
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測定チャンネル | 温度1ch(外付け) | ||||||
センサ | サーミスタ | ||||||
測定範囲 | -60~155℃ | ||||||
精度 |
平均±0.3℃[-20 ~ 80℃]
平均±0.5℃[-40~-20℃/80~110℃] 平均±1.0℃ [-60~-40℃/110~155℃] |
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測定分解能 | 0.1℃ | ||||||
応答性 |
熱時定数:空気中 約30秒/攪拌水中 約4秒
90%応答:空気中 約80秒/攪拌水中 約7秒 |
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データ記録容量 | 16,000個 | ||||||
記録間隔 |
1、2、5、10、15、20、30秒
1、2、5、10、15、20、30、60分(15通りから選択) |
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記録モード |
エンドレス(記録容量がいっぱいになると先頭のデータに上書きして記録)
ワンタイム(記録容量がいっぱいになると記録を停止) |
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液晶表示 | 測定値、記録状態、電池寿命警告、その他 | ||||||
通信インターフェース |
光通信(独自プロトコル)
赤外線通信(IrPHY1.2 省電力方式相当) |
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電源 | リチウム電池(LS14250)×1 *1 (CR2使用可能)*2 | ||||||
電池寿命 *3 | 約4年(赤外線有効時:約2年) | ||||||
本体寸法 | 62(H) × 47(W) × 19(D)mm(突起部、センサ含まず) | ||||||
質量 | 約55g(電池含む/センサ含まず) | ||||||
本体動作環境 | -40~80℃ | ||||||
防水性能 | IP64(防まつ形/生活防水)*4 |
*1 付属のリチウム電池(LS14250)は市販されていません。交換には低温電池セット(TR-00P2)をお求めください。
*2 CR2を使う場合は-20~60℃の範囲内で使用してください。また、振動の多い場所での使用は避けてください。
*3 電池寿命は周辺温度、記録間隔、通信回数、電池性能などにより異なります。本説明は新しい電池を使用したときの標準的な動作であり、電池寿命を保証するものではありません。赤外線通信を有効に設定した場合、インバーター式照明の下では電池寿命が短くなる場合があります。
*4 センサを接続した状態の防水性能です。
データコレクタ TR-57DCi 仕様
機種名 | TR-57DCi | ||||||
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データ容量 |
256,000個
フルデータの場合:TR52i×16台分 フルデータでない場合:最大250台分 |
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通信インターフェイス |
《TR-57DCi – データロガー間》
光通信(独自プロトコル)TR-5i/5S/5シリーズ、RTR-5シリーズ 赤外線通信(IrPHY1.2 省電力方式相当)TR-7Uシリーズ、TR-5iシリーズ*1 シリアル通信(RS-232C)TR-7Ui/7U/7Sシリーズ、VR-71*2 《TR-57DCi – PC間》 USB通信 シリアル通信(RS-232C)*3 |
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電源 |
単4アルカリ電池×2、単4ニッケル水素電池、
専用ACアダプタ(オプション:AD-0638)、USBバスパワーも使用可能 |
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電池寿命 | 1日1時間使用で100日程度*4 | ||||||
本体寸法 | 125(H) × 58(W) × 25.8(D) mm(突起物含まず) | ||||||
質量 | 約110g(電池含む) | ||||||
本体動作環境 |
温度:0~50℃
湿度:90%RH以下(結露しないこと) |
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ソフトウェア対応OS*5 |
Microsoft Windows 8 32/64bit 日本語*6
Microsoft Windows 7 32/64bit 日本語 Microsoft Windows Vista 32bit(SP1以降)日本語 |
*1 赤外線通信はデータ吸い上げのみ対応、記録開始設定はできません。
*2 TR-7Ui/7Uシリーズとのシリアル通信には付属ケーブル(TR-6C10)、TR-7Sシリーズ/VR-71にはオプションのシリアル通信ケーブル(TR-4C10)が必要です。
*3 パソコンとのシリアル通信にはオプションのシリアル通信ケーブル(TR-07C)が必要です。
*4 電池寿命は周辺温度、通信回数、電池性能などにより異なります。本説明は新しい電池を使用したときの標準的な動作であり、電池寿命を保証するものではありません。
*5 インストール時、Administrator(パソコンの管理者)の権限が必要になります。
*6 Windows8をご利用の場合、T&D社ソフトウェアは[デスクトップ]画面での動作のみサポート対象となります。
下記のメーカーサイトリンクからデータロガー設定、データの吸い上げ、グラフ化などを行うソフトウェアをダウンロードできます。
https://www.tandd.co.jp/software/tdrec.html
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